ソマリランド
独立国家であるソマリランドについてご説明します。
正式国名: Jamhuuriyadda Soomaaliland
公式英語表記: Republic of Somaliland、
日本語の表記は ソマリランド共和国、
ソマリランド共和国は、アフリカ大陸東端のソマリア半島(アフリカの角)に位置する共和制国家で旧イギリス領ソマリランドを領土としています。事実上は独立国家として機能していますが、現在のところ国際的にはソマリアの一部であると見なされていて国家として承認されていません。
イギリス領ソマリランドは1960年6月26日に「ソマリランド国」として独立しました。これは同年7月1日に予定されたイタリア領ソマリランドの独立をにあわせて同地域との統合を目的としたもので、この独立は5日間だけのものでした。そして予定通り7月1日に両地域は統合されて、「ソマリア共和国」が発足しました。その後1991年1月にモハメド・シアド・バーレ独裁政権が崩壊した後、それまでの南部を優遇する政策と混迷しているソマリア情勢を見ていたソマリ国民運動が、1991年5月に北部の旧イギリス領ソマリランド地域を分離して再独立する事を宣言し、新生ソマリランド共和国を発足させました。これは一度消滅したソマリランド国が復活したという見方もでき、ソマリランド政府も「独立を回復した」という立場をとっているようです。
現在のソマリアの暫定政権には激しく反発していて、ソマリアとの再統合はもはや不可能な状況になっています。現地住民の中でもソマリランドとソマリアは別の国であるという認識が強く、ソマリアよりも治安も格段に安定していることに誇りを持っている住民が多いようです。 隣国のエチオピアとは緊密な関係で、政治的には安定していますが同じくソマリアからの分離を宣言したプントランドの関係は良くないといわれています。